誕生石 Birthstone
ひすい
「東洋の宝石」と言われるひすいは、半透明で深みのある緑色が魅力で、中国や日本で非常に人気があります。宝石としての価値のあるひすいの産地は限定されており、ミャンマーとメキシコ、そして僅かですが日本の新潟県糸魚川市姫川上流のみです。
なお、ひすいには硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)の2種類あり、価値が高いのは硬玉です。「台湾ひすい」といった、「ひすい」の前に地名や国名のついているものは、軟玉や他の緑色半透明石の事が多いので注意が必要です。硬玉ひすいは中国では産出しません。
産地
現在の主産出国はミャンマーです。
品質
焼き銀杏に似たしっとりとした緑色で、色むらのない透明感のあるひすいが良質とされています。
また、黄色・褐色・黒色をしたひすいもあり、緑色以外ではラベンダー色(薄紫色)のひすいが高く評価されます。
硬度は6.5-7ですが、欠けや割れに強い構造をもっているため非常に丈夫な宝石です。