ITO

時計・メガネ・宝石の専門店イトウ

愛知県みよし市三好町小坂1-8

TEL : 0561-32-1109

誕生石 Birthstone

真珠

真珠貝の真珠層で形成された球状物質です。現在の真珠はほとんど養殖真珠で、海水産と淡水産の2つに大別できます。クレオパトラが酢の中に真珠のイヤリングを落とし、酒を注いで乾杯したという話は有名です。我が国でも、古事記や日本書紀に登場するほど古い歴史を持っています。体内に入った異物を真珠層で包み込む貝の生理作用で天然真珠は生まれます。海水産養殖真珠は、核(貝殻を丸く磨いたもの)とピース(外とう膜片)を一緒に貝の体内に挿入して真珠層を巻かせます。なお、淡水産養殖真珠の場合は、ピースだけを母貝に挿入して真珠層を巻かせるのがほとんどです。

産地

和 珠:日本

 

南洋真珠:オーストラリア、東南アジア

 

黒蝶真珠:石垣島、タヒチ

 

マベ真珠:奄美大島

 

淡水真珠:琵琶湖、霞ケ浦、中国

性質

硬度は3.5と非常に軟らかいので、お手入れには十分注意しましょう。真珠層は、厚さが0.4-0.5ミクロンの偏平なアラゴナイト(炭酸カルシウム結晶)がレンガ状に幾重にも積み重なり、コンキオリン(蛋白質シート)がそれらを接合する役割を果たしています。アラゴナイトは酸に弱いので、汗や果汁などの酸性物質が付着したまま真珠を放置しておくと、表面のアラゴナイトが溶解して「粉ふき状態(ボケ)」になることがあります。

品質

真珠の品質は、色・形・巻きなどで決まります。日本女性の多くは、無キズの真珠を好むようですが、ほとんどの真珠には「へそ」と呼ばれる成長の痕跡が残ります。なお、無キズで、色・形・巻き・光沢すべて最高の真珠は「花珠(はなだま)」と呼ばれますが、採取量は極めて少なく非常に高価です。

色調

・和珠は、ややピンクがかった白色が良質。

・南洋真珠は、ややシルバーがかった白色が良質。

・黒蝶真珠は、やや緑がかった黒色が良質。

 

大きく、真円に近いほど良い形とされていますが、調和のとれたバロック真珠も高く評価されることがあります。真珠は6ミリが中珠、7ミリは大珠と呼ばれています。

 

巻き

真珠層が厚いほど「巻きの良い」真珠で、深みのある光沢が出てきます。表面がきめ細やかで光沢が良く、くぼみなどのキズが少ないほど良質です。

お手入れ方法

真珠ジュエリーは、お化粧、ヘアスプレーを済ませ、香水が乾いてから着用して下さい。帰宅後は最初に真珠ジュエリーをはずし、真珠専用布や柔らかい布で軽く拭き、汗や汚れを取り除きます。真珠の色や光沢を保つには、この「拭く」ということが大切です。但し、ほこりがたくさんついた布で拭くと、そのほこりで真珠にキズがついてしまいます。くれぐれも拭く時は、ほこりが付着していない「布の内側」を使って下さい。
汗や汚れを拭き取ったら、風通しのよい、陽の当たらない場所で乾燥させます。多湿や過度の乾燥が真珠には大敵です。表面に結露がついたまま放置しておくと、「ボケ」と呼ばれるつやのない真珠になることがあり、過度の乾燥はひび割れが発生することがあります。これらを防ぐには、市販の真珠専用の調湿剤(パールソーブ)と一緒に保管するとよいでしょう。またタンスの中では、揮発した防虫剤が真珠に付着し、つやをなくす危険性がありますので、避けた方がよいでしょう。
ネックレスに絹糸が使われている場合、販売店で細めにチェックを受けましょう。珠と珠の間隔が少しでも開いてきたら要注意です。当店のパールネックレスには、ほとんどステンレス・スティールを使用しています。糸換えのご依頼をお受けした場合、ステンレス・スティールによる糸換えをお勧めしています。