ITO

時計・メガネ・宝石の専門店イトウ

愛知県みよし市三好町小坂1-8

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腕時計解体新書

IWCインターナショナル

自動巻きクロノグラフ 文字盤修理

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不動・文字盤不良状態にての修理依頼でした。強いショックが加わったものと思われます。インデックスが大きく重いものはよく外れますね。

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ふたを開けて内部の状態を見ます。ショックによる部品の破損はないかこの時点で目視確認します。ローター芯などが折れなくてよかったですね。ケースの周りの赤さびは洗浄研磨できれいに落とします。

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外装部品を洗浄錆び落としのためすべて分解します。
外装部品をすべて分解。洗浄仕上げに回します。外装の傷もバフで綺麗に研磨。
研磨洗浄したものはこちらAfter参照

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さていよいよ文字盤の修理ですが、まず外れかかっているインデックスを完全に外します。

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インデックスは裏側からしっかりと、かしめるようにして止めます。接着剤も使用します。ムーブメントに固定する文字盤の足が1本折れていますので、折れた足の部分(赤い丸印の中心)に少し小さな穴をあけて銅線の先が立つようにしておきます。

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文字盤に対して垂直に立つように銅線(今までの足の太さと同じ太さ)を立ててハンダ溶接します。文字盤が変色しないように注意深くハンダが解けた瞬間に冷風で熱を覚まします。

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今までの足の長さに合わせてカットします。

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文字盤をセットしました。気持ちよくセンターが出ています。足の位置が少しでもずれていたらこのようにはなりません。

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さていよいよムーブメントの修理に入ります。カレンダー送りには異常はありませんでした。

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ETA7750のムーブメントをベースに少しアレンジしたもののようです。

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すべての部品が分解されました。一つ一つの歯車を検査します。異常はありませんでした。ここからは組み立てをご紹介します。

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輪列(ギアトレイン)秒規制レバー(テンプの動きを止めるレバー(板))を組み込みます。

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各歯車の動きを確認。アンクルをはめ込みました。4番車(秒車)をセンターへ組み込みます。クロノグラフの秒車と同じ位置です。

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自動巻きユニットを組み込みます。往年のIWCの自動巻き機能です。SEIKOのマジックレバーの役目をしています。ローターの回転運動を左右の往復運動に切り替えるようにしています。

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ローターに固定されているハート形カム(赤いマークの部分)が回ることでレバーを左右に動かしゼンマイを巻き上げる歯車を回転させます。面白い構造ですね。このように各メーカはローターの動きをいろいろな方法で(仕組み)ゼンマイを巻き上げるようにしています。

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これから 錆を落としきれいに磨き上げたケースに組み込みます。

ケースについていた傷も綺麗に研磨。ベルトの傷も落としました。
洗浄仕上げ前は Before 参照

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参考修理料金

 

 

修理料金の内訳 2018/03/01現在
分解調整基本料金(外国製・クラスB・機械式) ¥55,000
文字盤修理 ¥8,000
以上 合計 ¥63,000(税込み)

詳しくは修理料金表をご覧ください。(別画面で開きます。)