BIRTHSTONE 誕生石

誕生石とは What are birthstones

誕生石とは、1月から12月までの各月にちなむ宝石のことを意味します。
誕生石にはそれぞれ込められた意味があり、自分の生まれ月の宝石を身につけることで、幸せが訪れると言われる俗習の一種です。

1月 ガーネット

古くから魔除けの石とされ、ヨーロッパ十字軍の兵士たちがお護りとして大切にしていました。またギリシャ・ローマ時代には、王権の象徴として王冠などの宝飾品にも使われていました。一般にガーネットというと暗赤色の宝石をイメージしますが、実際には単一の宝石名ではなく7種類の鉱物のグループ名で、赤・緑・黄・橙色といった色のガーネットもあります。硬度は7-7.5です。

 

〇意味 貞操・真実・友愛
〇産地 ブラジル、スリランカ、タンザニア、南アフリカなど。
〇品質 ガーネットの中でも宝石として評価される代表的なものは、赤紫色のロードライトガーネットと、エメラルドグリーンのグロッシュラーです。

2月 アメシスト

石英という鉱物からなる宝石のうち、透明な物を水晶と呼びます。水晶には、ロッククリスタルと呼ばれる無色の物、アメジスト(紫水晶)やシトリン(黄水晶)などのように色のついているもの、水晶中の内包物を楽しむものなどがあります。硬度は7です。

 

〇意味 誠実・心の平和
〇産地 ブラジルが最大産出国です。マダガスカル、インド、メキシコなどでも産出します。
〇品質
アメジスト…水晶の中でもっとも人気があり、高く評価されます。その色調は淡い藤色から濃い紫色までありますが、深みのある紫色が良質とされています。
シトリン…黄色宝石を代表する宝石として知られていますが、淡い黄色から黄褐色まであります。透明で鮮やかな黄色のものが高く評価されます。

3月 アクアマリン、サンゴ

◆アクアマリン…見るからに涼しげな色をしたアクアマリンは、エメラルドと同じベリルという鉱物の仲間です。しかしその特徴は異なり、エメラルドが比較的小粒で内包物が多いのに対して、アクアマリンはほとんど内包物のない大粒で産出します。アクアは「水」、マリンは「海」を表し、その色も淡青色から青色をしていますが、サファイアのような濃青色のものはありません。硬度は7.5-8です。

 

〇意味 沈着・勇敢・聡明
〇産地 スリランカ、ブラジル、マダガスカルなど。
〇品質 アクアマリンは、透明度が高く、黒味や緑味のない純粋な青色で大粒のものが良質です。

 

 

◆サンゴ…海中に生息する「珊瑚虫」によって作られ、採取したばかりのさんごは、樹木のような形をしています。宝飾用には、「貴重珊瑚」と呼ばれるさんごが使われます。さんごの加工ではイアタリア、日本、台湾が有名です。

 

〇意味 沈着・勇敢・聡明

〇品質 宝飾用のさんごは色によって、血赤色・赤色・桃色・ボケ・白色などに分類され、さんごの中でも血赤珊瑚がもっとも高く評価されます。

〇お手入れ方法 さんごジュエリーで注意する事は、光沢がなくならないようにすることです。さんごは酸に弱いので、果汁や汗が付着したら、柔らかい布で拭き取るようにすれば、光沢は保てます。硬度は3.5で、真珠と同じです。

4月 ダイヤモンド

古代インドの山深く、セレンディプという渓谷に、無数のダイヤモンドが転がっていたといいます。しかし、そこには毒蛇が群れをなしており、人間は近寄れません。そこで一計を案じ、肉片を谷底深く投げ込んだところ、天から鷲が舞い降り、肉片と共にダイヤモンドを掴み舞い上がったといいます。ロマンのある伝説ですが、このお話のように、ダイヤモンドには油となじみやすい性質があり、身体の脂や化粧品の汚れなどが付着し、輝きが損なわれ易いのです。

 

〇意味 清浄無垢
〇産地 南アフリカ、ロシア、オーストラリアなど。
〇性質 最初に述べたように、ダイヤモンドには親油性があり、身体の脂や化粧品の汚れなどが付着し易いので、お求めになられた宝石店でこまめにクリーニングを依頼しましょう。地球上でもっとも硬い物質で、硬度は10あります。しかし、一定方向に割れやすい性質(クリベージ)がありますので、注意が必要です。
〇品質

 

◆CARAT(カラット)

ダイヤモンドの大きさはカラット(Ct)であらわされ、1カラットは0.2gです。品質が同じであれば、重量が増すと価値も飛躍的に上がります。ダイヤモンドのカラットは、精密直示天秤を用いて厳密に測定されます。

 

◆CUT(カット)

ダイヤモンドの美しさは、カットによって大きく左右されます。その度合いは、光がバランスよく効果的に反射される、理想的なカットを基準にして評価されます。一般的なブリリアントカットのほかに、エメラルド・カット、マーキーズ・カット・オーバル・カットなどがあります。

 

◆COLOR(カラー)

ほとんどのダイヤモンドは、非常に僅かな色のかげりをもっており、その程度がダイヤモンドの価値を決める重要な要素のひとつとなります。それぞれの色の違いは肉眼で区別できないほど微妙でありマスターダイヤモンド(色の差を示す標準石)と比較して決められます。

 

◆CLARITY(クラリティー)

多くのダイヤモンドには、天然石の特徴ともいえる微細な含有物(インクルージョン)やキズ(フロー)があります。その程度がダイヤモンドの価値に影響を与え、これらは、10倍のルーペで検査され、等級付けられます。

5月 エメラルド、ひすい

◆エメラルド…エメラルドの魅力は、他の宝石にはない冴えた緑色で、特に色調と透明度の良いものは、ダイアモンドより高価です。古来からエメラルドを好む女性は非常に多く、絶世の美女と謳われたクレオパトラも自ら鉱山を持ち、奴隷たちにエメラルドを掘らせていたという話は有名です。また暴君ネロは、メガネにまでエメラルドを使い、格闘技を観戦したと言われます。硬度は7.5-8と高いのですが、衝撃には弱い性質があります。取り扱う時は、落としたりぶつけたりしないように気を付け、超音波洗浄は避けて下さい。また、熱や化粧品などにも注意が必要です。

 

〇意味 幸運・幸福・愛

〇産地 コロンビア、ブラジル、ザンビア、ジンバブエ、パキスタン。

〇品質 天然エメラルドは他の宝石とは異なり一般的に内包物が多く、「無キズのエメラルドを得るのは、欠点の無い人間を探すより難しい」とさえ言われています。品質は、透明度、色調、光沢で決まり、コロンビア産に見られるような色調のもので、透明度が高く輝きの良い物が良質です。

 

 

◆ひすい…「東洋の宝石」と言われるひすいは、半透明で深みのある緑色が魅力で、中国や日本で非常に人気があります。宝石としての価値のあるひすいの産地は限定されており、ミャンマーとメキシコ、そして僅かですが日本の新潟県糸魚川市姫川上流のみです。
なお、ひすいには硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)の2種類あり、価値が高いのは硬玉です。「台湾ひすい」といった、「ひすい」の前に地名や国名のついているものは、軟玉や他の緑色半透明石の事が多いので注意が必要です。硬玉ひすいは中国では産出しません。

 

〇意味 幸運・幸福・愛

〇産地 現在の主産出国はミャンマーです。

〇品質 焼き銀杏に似たしっとりとした緑色で、色むらのない透明感のあるひすいが良質とされています。また、黄色・褐色・黒色をしたひすいもあり、緑色以外ではラベンダー色(薄紫色)のひすいが高く評価されます。硬度は6.5-7ですが、欠けや割れに強い構造をもっているため非常に丈夫な宝石です。

6月 真珠、ムーンストーン

◆真珠…真珠貝の真珠層で形成された球状物質です。現在の真珠はほとんど養殖真珠で、海水産と淡水産の2つに大別できます。クレオパトラが酢の中に真珠のイヤリングを落とし、酒を注いで乾杯したという話は有名です。我が国でも、古事記や日本書紀に登場するほど古い歴史を持っています。体内に入った異物を真珠層で包み込む貝の生理作用で天然真珠は生まれます。海水産養殖真珠は、核(貝殻を丸く磨いたもの)とピース(外とう膜片)を一緒に貝の体内に挿入して真珠層を巻かせます。なお、淡水産養殖真珠の場合は、ピースだけを母貝に挿入して真珠層を巻かせるのがほとんどです。

 

〇意味 健康・長寿・富

〇産地

和 珠:日本

南洋真珠:オーストラリア、東南アジア

黒蝶真珠:石垣島、タヒチ

マベ真珠:奄美大島

淡水真珠:琵琶湖、霞ケ浦、中国

 

〇性質 硬度は3.5と非常に軟らかいので、お手入れには十分注意しましょう。真珠層は、厚さが0.4-0.5ミクロンの偏平なアラゴナイト(炭酸カルシウム結晶)がレンガ状に幾重にも積み重なり、コンキオリン(蛋白質シート)がそれらを接合する役割を果たしています。アラゴナイトは酸に弱いので、汗や果汁などの酸性物質が付着したまま真珠を放置しておくと、表面のアラゴナイトが溶解して「粉ふき状態(ボケ)」になることがあります。

 

〇品質 真珠の品質は、色・形・巻きなどで決まります。日本女性の多くは、無キズの真珠を好むようですが、ほとんどの真珠には「へそ」と呼ばれる成長の痕跡が残ります。なお、無キズで、色・形・巻き・光沢すべて最高の真珠は「花珠(はなだま)」と呼ばれますが、採取量は極めて少なく非常に高価です。

 

◇色調

・和珠は、ややピンクがかった白色が良質。

・南洋真珠は、ややシルバーがかった白色が良質。

・黒蝶真珠は、やや緑がかった黒色が良質。

◇形

大きく、真円に近いほど良い形とされていますが、調和のとれたバロック真珠も高く評価されることがあります。

真珠は6ミリが中珠、7ミリは大珠と呼ばれています。

◇巻き

真珠層が厚いほど「巻きの良い」真珠で、深みのある光沢が出てきます。表面がきめ細やかで光沢が良く、くぼみなどのキズが少ないほど良質です。

 

〇お手入れ方法

真珠ジュエリーは、お化粧、ヘアスプレーを済ませ、香水が乾いてから着用して下さい。帰宅後は最初に真珠ジュエリーをはずし、真珠専用布や柔らかい布で軽く拭き、汗や汚れを取り除きます。真珠の色や光沢を保つには、この「拭く」ということが大切です。但し、ほこりがたくさんついた布で拭くと、そのほこりで真珠にキズがついてしまいます。くれぐれも拭く時は、ほこりが付着していない「布の内側」を使って下さい。
汗や汚れを拭き取ったら、風通しのよい、陽の当たらない場所で乾燥させます。多湿や過度の乾燥が真珠には大敵です。表面に結露がついたまま放置しておくと、「ボケ」と呼ばれるつやのない真珠になることがあり、過度の乾燥はひび割れが発生することがあります。これらを防ぐには、市販の真珠専用の調湿剤(パールソーブ)と一緒に保管するとよいでしょう。またタンスの中では、揮発した防虫剤が真珠に付着し、つやをなくす危険性がありますので、避けた方がよいでしょう。
ネックレスに絹糸が使われている場合、販売店で細めにチェックを受けましょう。珠と珠の間隔が少しでも開いてきたら要注意です。当店のパールネックレスには、ほとんどステンレス・スティールを使用しています。糸換えのご依頼をお受けした場合、ステンレス・スティールによる糸換えをお勧めしています。

7月 ルビー

コランダムという鉱物の中で、赤色の物をルビーと呼び、それ以外の色の物をすべてサファイアと呼びます。良質のルビーの産出量は極めて少なく、2カラットを超える良質のルビーは希少価値を持っています。コランダムは硬度が9と、ダイヤモンドに次ぐ硬さをもっています。北原白秋が「蛇宗門」の中でルビーを血に喩えたように、最も美しいとされてきたのが「鳩血色(ピジョン・ブラッド)」という色です。

 

〇意味 情熱・仁愛・威厳

〇産地 ミャンマー、タイ、スリランカ、ケニア。

〇品質 ルビーの色は、純粋な赤色から紫がかった赤色、帯黒赤色、ややオレンジがかった赤色のものまで多岐にわたります。その中でも、燃え盛る炎のような赤色で、透明度が高く輝きの良いルビーが最良質とされています。ルビーの赤い色は結晶中の酸化クロムのためで、ミャンマー産のルビーが美しいのは、この酸化クロムの含有量と純度が高いからです。

8月 めのう、ベリドット

〇意味 夫婦の幸福・和合

9月 サファイア

ルビーと同じコランダムに属し、青・黄・緑・ピンク・バイオレット色など様々な色があり、もっともポピュラーなブルーサファイアは、青色宝石の代表として古くから尊ばれてきました。また、帯橙ピンク色のサファイアはパパラチャサファイアと呼ばれ、高く評価されます。なおサファイアは、ルビーと異なり、比較的大粒のものが産出します。オーストラリアのグリーンズランドで発見された1958カラットが、現在までの最大の記録とされています。サファイアで有名なものといえば、「インドの星」が挙げられますが、これは563カラットもあるスターサファイアで、ニューヨークのモルガン・ホールに陳列されています。サファイアの名前の由来は、まさにサファイアの青にふさわしいアラビア海に浮かぶサフィリン島であると言われています。

 

〇意味 慈愛・誠実・徳望

〇産地 ミャンマー、タイ、スリランカ、オーストラリア。

〇品質 サファイアの中でも高く評価されるのは、紫がかった濃い目のブルーサファイアと帯橙ピンク色のパパラチャサファイアです。いずれの場合も色が均一で、透明度が高く輝きの良い物が良質とされています。なお、暗い青色や緑がかったブルーサファイアはあまり評価されません。

10月 オパール、トルマリン

◆オパール…遊色効果(プレー・オブ・カラー)をもつ宝石です。遊色効果とは、斑(ふ)と呼ばれる様々の色調の光が石の表面に現れる効果の事で、石表面の反射光と内部からの反射光が重なって現れる光の干渉から生まれます。見る角度によって赤・緑・青色などの色をした斑(ふ)が現れます。

 

〇意味 安楽・希望・忍耐

〇産地

 

【オーストラリア産】

ブラックオパール
ボディーカラー(地色)が濃青色、暗緑色、灰色、黒色。

ホワイトオパール
ボディーカラーが乳白色。オーストラリアオパールとも呼ばれます。

ボルダーオパール
褐鉄鋼(母岩)が底部についたオパール。

 

【メキシコ産】

ファイヤーオパール
ボディーカラーがオレンジ色、赤色。

ウォーターオパール
ボディーカラーが無色。

 

〇品質

斑の出方が評価のポイントとなります。赤・緑・オレンジ・青色などの斑を示すオパールが高く評価されますが、特に赤色と緑色の斑が同時に現れるブラックオパールやファイヤーオパールは非常に高価です。

〇お手入れ方法 オパールは、「非結晶」と言ってガラスと同じような構造を持っています。そのため衝撃に非常に弱く、取り扱いには注意が必要です。他の宝石と一緒にすることは避けましょう。モース硬度は5.5-6.5です。オパールは、真珠、ひすい、アメジストなどと共に特に日本人に好まれている宝石で、リング以外着物の帯留めにも使われることが多いようです。なお、比較的透明度の高いメキシコオパールは夕方から夜にかけて、遊色効果が少し弱いブラックオパールは昼間に向くと言われています。

 

 

◆トルマリン…トルマリンには、良く知られている赤・緑・青色の他に無色や黒色のものまであり、非常に多彩な宝石として有名です。さらに、緑色と赤色など2つの色が組み合ったパートカラー・トルマリンや、スイカのように周囲が緑色で中心部が赤色のウォーターメロン・トルマリンなど、他の宝石には見られないものもあります。なお、エメラルドを想わせる美しい緑色のトルマリンはタンザニアで産出します。

 

〇意味 安楽・希望・忍耐

〇産地 スリランカ、ブラジル、タンザニアなど。

〇品質 トルマリンは、大粒でてり(輝き)の良い内包物のないものが評価されます。また赤色のトルマリンは「ルーベライト」とも呼ばれ、高く評価されます。硬度は7-7.5です。

11月 トパーズ、シトリン

◆トパーズ…トパーズは黄色宝石を代表する宝石ですが、その他にもシェリー酒色、オレンジ色、ピンク色系があります。また、トパーズには青色をしたものがありますが、天然トパーズの青色は非常に薄く、濃青色のものは処理を施したトパーズです。トパーズは夜になると光を発する為、古代人にとっては神秘的な印象を与えていましたが、この光を発するという性質は、この石の採取には大変役立ちました。古代エジプト人は、この夜行性を利用して、夜になると鉱山に出かけ、光を発している場所を見つけるとそこに目印を付け、昼間そこに行って容易にトパーズを掘り出したといわれています。かつては日本でも産出し、現在ニューヨーク博物館にある1463カラットの世界一美しいといわれている水色のトパーズは、岐阜県から産出されたものです。今日では、黄水晶をトパーズと称しているところがほとんどです。

 

〇意味 友情・潔白・幸福

〇産地 スリランカ、ブラジルなど。

〇性質 硬度は8と高いのですが、ある一定方向にへき開性があり、割れやすい性質があります。衝撃を与えないよう、取り扱いには注意しましょう。

〇品質 トパーズの中でも、黄色に少し赤味の入ったシェリー酒色のものがもっとも美しいとされ、高く評価されています。

 

 

◆シトリン…石英という鉱物からなる宝石のうち、透明な物を水晶と呼びます。水晶には、ロッククリスタルと呼ばれる無色の物、アメジスト(紫水晶)やシトリン(黄水晶)などのように色のついているもの、水晶中の内包物を楽しむものなどがあります。硬度は7です。

 

〇意味 友情・潔白・幸福

〇産地 ブラジルが最大産出国です。マダガスカル、インド、メキシコなどでも産出します。

〇品質

アメジスト…水晶の中でもっとも人気があり、高く評価されます。その色調は淡い藤色から濃い紫色までありますが、深みのある紫色が良質とされています。

シトリン…黄色宝石を代表する宝石として知られていますが、淡い黄色から黄褐色まであります。透明で鮮やかな黄色のものが高く評価されます。

12月 トルコ石、ラピスラズリ

◆トルコ石…空青色、帯緑青色といった色調をもつ不透明宝石で、褐色ないし黒色の網目状組織(ネット)が入ったものもあります。「トルコ石」という名称の由来は、その昔、シナ半島産のものがトルコを経由して欧州に入ってきたことによりこの名がついたと言われています。トルコ石はトルコでは産出しません。

 

〇意味 成功・繁栄・不屈

〇産地 最良質のトルコ石はイランで産出されます。また米国では、ネットの入ったトルコ石が比較的多く産出します。

〇品質 緑味のない、深みのある空青色のものが良質とされています。
通常、微小結晶が集合した構造であるため(多孔質)、汚れが浸透しやすい宝石です。硬度は5-6です。

 

 

◆ラピスラズリ…ラピス・ラズリは深みのある群青色の宝石です。古来から「瑠璃」の名で親しまれてきた宝石で、昔はその粉末を紺色の顔料として使用していました。アフガニスタンはもっとも古い産出国として知られています。

 

〇意味 成功・繁栄・不屈

〇品質 点在するパイライト(黄鉄鋼)が金色に輝き、群青色が均一のものが良質とされています。硬度は5-5.5です。

↑

新規会員登録

お問い合わせ