REPAIR EXAMPLE 困ったなの修理例

お客様の「困った」を「よかった」に変える

ベルトの修理は、最近多くのお問い合わせがございます。

当店では、迅速かつ丁寧な作業を心掛けております。また、メーカーの提示修理料金よりはるかにお安く直ります。ブレスレットの仕上げ処理はメーカーやデザインによって変わりますので、画像では修理箇所のみになります。(ブレスレットの修理には洗浄も含まれています)
このようなベルトの修理が可能なのも宝飾のリフォームを自社で行っているためにできることなのです。貴金属加工の一部と見ていますので非常にお値打ちな金額で修理をさせていただいております。お見積もり料金を確認していただき、お客様にご納得いただいてから修理作業に入ります。
ベルトの故障で困ったことがあれば是非一度ご相談ください。

修理具体例 ベルトの修理

修理例(1) ロレックス、ベルトの破損

中に入っていたピンが磨耗して折れています。

錆びて残っている部分を打ち抜いて新しいステンレスの棒に入れ替えます。

修理例(2) ロレックスサブマリーナ、ベルトの破損

このように壊れた場合は金具を交換しなくてもほとんど直せます。

一旦すべて部品単位に分解します。変形箇所を直し、パイプも新しいものに交換します。

磨きをかけてから少し太めのステンレス棒(一番手前の棒)に入れ替えて頭をたたいて丸くします。

きれいに仕上がりました。破損の状態によりメーカーでの交換をお勧めする場合がございます。

修理例(3) ロレックスオイスターパペチャルデイト、ベルトの破損

汗などの影響で芯が腐食して抜けてしまい、ばらばらになってのお持込です。

一旦すべて部品単位に分解します。K18部分の変形箇所をすべて直します。

抜けた心棒は再度抜けないように少し太めのステンレス棒に入れ替えてたたき込みます。

きれいに仕上がりました。

修理例(4) セクター、ベルトの破損(その他のメーカーも同等)

作業中に時計を機械に引っ掛かけたそうです。
お任せください。直します。

変形部分は一度全部分解します。

折れ残ったピンを打ち抜き、新しいピンを打ち込み、仕上げをします。

※ベルト全体の仕上げが含まれます。チタン製の場合は料金が変わります。
サビや磨耗により自然に抜けてくるブレスが多々見受けられます。新品を購入するよりはお安く修理できる場合がありますが新品を購入される方が良い場合があります。一度ご相談ください。

修理例(5) ロンジン、ベルトピンのサビによる折れ込み

汗や水分のため、錆びにより内部の芯が腐食劣化。折れてしまいました。

ドリル(今までの芯よりやや細め)を使って残っている芯の部分に穴を開けます。直径0.5mmから2.0mmなど色々なサイズがあります。

ステンレスの芯を打ち込み、平らに叩き込み、バフなどを使って磨きをかけます。

ベルト全体の仕上げが含まれます。

修理例(6) 三ツ折れ式金具修理(国産・外国製オメガ、ホイヤーなど)

芯が錆で腐食しています。

ステンレス棒を打ち込み、頭をたたいて平らにします。

ステンレスの芯を打ち込み、芯の頭を平らに削って、バフなどを使って磨きをかけます。

バフ掛けをして磨きを掛けます。きれいに仕上がりました。作業前には時計本体からベルトのみ外して全体をクリーニングします。

修理例(7) TAGホイヤー三ツ折れ金具溶接部損傷(他、ブライトリングなど)

サビのため溶接部分が脱落

パイプをきれいに仕上げて溶接しました。(レーザー溶接作業)

各部分のかみ合わせを調整しながら組み立てします。

タグホイヤー金具復活しました。

修理例(8) TAGホイヤーセルシリーズ、ベルトコマの修理

ピンの挿入部分の損耗による抜け落ちています。

穴の部分の修正と2箇所のピンを新しいピンに入れ替えます。

オリジナルより太目のステンレス棒に入れ替え表面にヘアライン仕上げを施して加工完了しました。

5箇所以上がガタつく場合は全体のメンテナンスが必要です。

※全体メンテナンス料金は別途お見積りいたします。修理依頼のほとんどのベルトが耐用年数を超えて使用されているため、5箇所以上がたつく場合は全体のメンテナンスがお得です。

修理例(9) ブライトリング、ブレスレットのネジ破損のため別作加工

ブライトリングのベルト調節時にサビのため折れてしまったそうです。予備のコマを紛失したため 修理になりました。

抜き取ることもできない位ひどくさびていました。何度も洗浄して自作の特殊工具で抜き取ったところです。

精密ドリルなどを使用して折れたネジを取り除きます留めネジ(画像右下)をステンレスの棒から作ります。

磨きを掛けます。きれいに仕上がりました。

修理例(10) ブライトリング、ブレスレットコマ紛失のため別作加工

ブライトリングのベルトコマを紛失したため 別作加工になりました。

ステンレスブロックからやや大きめに切り出したところです。

精密ドリルなどを使用して穴をあけ(ステンレス棒よりやや小さめの穴)打ち込めるように仕上げます。

右側が打ち込んで表面を仕上げたものです。見分けがつかないくらいに仕上げました。

全体を仕上げて完了。

修理例(11) エベルのベルトと本体の取り付け部分の修理

ねじ込み部分が脱落。下部はクリーニングのみで使用可能

さびのため脱落ネジとともに紛失したためネジは別作、ねじ込みパイプをレーザー溶接をしました。

純金めっきの部分は変色しても良いとの了解を得て作業をいたしました。ネジを切ったステンレスのパイプをレーザー溶接。

高さと位置をあわせて別作のネジで留めました。純金めっき部分が溶接時の熱のため少しステンレス色になりましたが・・。

金メッキなどが溶接時に高温のため変色することをご了解いただけるお客様のみの修理作業となります。よりメッキなどをかけて仕上げるようにいたしますが従来の色には戻らないことをご了承願います。

修理例(12) エベルのベルト芯のサビによる抜け落ちの全体修理

全体のピンがサビのため抜けたり折れたりしているためメーカーに修理を依頼したら交換しか方法がないと言われ当店に修理依頼。

さびのため(画像赤丸のように)緩みかけている部分も穴あけ作業をして抜き取りました。

全体を分解洗浄。一コマ一コマをきれいにして新しいステンレスピンを打ち込みました。(20箇所以上)

仕上げ中のベルト(画像右上)

側面もきれいにサテン仕上げを施し打ち込まれたピンの頭を見えないように仕上げます。

修理例(13) オメガシーマスターベルトコマのピンとパイプの修理

ベルトのジョイント部分のピンが抜けてきました。修理依頼のお預かりのシーマスター2個とも同じ状態です。

ベルトの修理で一番多く持ち込まれています。一箇所が抜ける場合は全体的に磨耗が進んでいます。全体点検修理をお勧めします。

パイプが汗や塩水で腐食したり、ピンが細くなって抜けてきています。

新しい太目のピンとパイプに入れ替え全体の仕上げも施して出来上がりです。

以上の他にも色々な故障があります。代用の新品を用意することは高価で簡単ですが、修理が可能なものはすべて修理します。
時計に関わることで困った事や、高い修理料金でお困りの方は、一度当店の技術担当者までお気軽にご相談ください。見積もりは無料です。メーカーでお断りを受けた修理でも可能な範囲で受け付けています。(可能な場合が多数ございます)またご質問の際、メールに画像を添付していただければより早くご回答をお出しすることができると思います。

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