ロレックス 婦人用手巻きムーブキャリバー2635|分解具体例

分解・修理の様子 Disassembly/repair

STEP1

不動のためオーバーホール定期点検依頼

K18製ケース婦人用手巻きムーブキャリバー2635。不動のためオーバーホール定期点検の依頼でした。ケースから慎重にムーブメントを取り出します。使用頻度が低くケースにも目立ったキズなどは見受けられませんでした。油が固まり歯車の動きが悪く止まったものと診断しました。オーバーホールのみで正確に動くと思います。

STEP2

裏ふたを開けて確認

裏ふたを開けすべて分解したところです。汗や水の入った様子も無く、非常にきれいな状態でした。輪列(ギアトレイン)のホゾ穴がすべてグリス状になり、手洗い、ハケ洗いだけでは油カスが落とせません。掃除棒などを使いそぎ落とすように取り除きました。

STEP3

接触が無いかの確認

秒針、分針、時針の接触は無いか確認します。ケースは磨き上げ、ガラスはオリジナルのまま磨きのみにとどめました。ゼンマイの巻上げの感触などは良好です。今でも順調に動いているそうです。

参考修理料金 2007/09/01現在

分解調整基本料金(外国製・手巻き・クラスB)

ムーブの程度が良好のためランクアップ無しです。

上記皮革ベルトのため90%になります。

¥35,000
合計金額 ¥31,500(税込み)
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